2月のkuwataフェスティバルで購入したユダイクスミヤマですが、購入から3ヶ月が経ち雌雄ともに後食を始めたのでいよいよブリード開始です!
ミヤマは低温前提の少し難しい種類のクワガタですが、自分なりに工夫して頑張っていこうと思います。
種親データ

・学名:Lucanus cerves judaics
・和名:ユダイクスミヤマクワガタ
・産地:トルコ
・累代:♂ CBF2 ♀CBF1
・体長:♂ 90.5mm ♀41.5mm
レコードサイズ
・野外:100.0mm
・飼育:104.8mm
ミヤマクワガタ最大種。
ヨーロッパミヤマクワガタの1亜種であり、別亜種のアクベシアヌスと並び最大体長100mmオーバーを誇るクワガタ。
同じ属の国産ミヤマクワガタと異なり、大アゴはフタマタクワガタの様に強く湾曲しており、生息地の環境からか国産ミヤマよりも高温への耐性が高い。
10年くらい前までは20万を軽く超す値段で取引されていた
種親購入
2月29日 種親購入
2月の大宮KUWATAフェスティバルで購入。ペアで1万7千円でした。
今でこそ私のような一般人でも手が出せるお手ごろ価格に落ち着きましたが、少し前まではユダイクスといえばペアで20万円を超えるのが当たり前といったレベルの高額種だったのでここまで値が下がったのは驚きですね。

迫力のある大アゴ。
大アゴのイカつさは全クワガタの中でも1,2を争うレベルだと思います。

裏から。
ミヤマクワガタ属に所属するクワガタのほとんどには金色の微毛が生えている一方で、
ユダイクスをはじめとしたヨーロッパミヤマ系列の微毛は銀色。
何か遺伝子的に他のミヤマクワガタと異なる点があるのでしょうか?

メス。
ミヤマ特有の太いアゴはもちろん国産種よりもさらにトゲトゲしい腕。
掴むと刺さるのでけっこう痛いです。
後食開始
購入時点で既に羽化から半年以上が経過していましたが、雌雄ともにまだ休眠中だったので下駄箱にて管理を行っていました。
4月の上旬にオスが後食を開始。メスはまだ後食せず。
ミヤマの寿命は後食開始から約3ヵ月とされているのでかなり焦りました。
メスの管理温度を上げたり、逆に温度を下げてみたりと試行錯誤しましたがメスは後食を始めず。
そうしてオスから遅れること約1か月半、5月下旬にようやく後食を開始しました。
ペアリング
5/31 ペアリング開始
ペアリングはメスが後食を始めてから2週間程度間を空けてから行いました。
最初はハンドペアリングを行っていましたが、交尾する気配がないのでアゴ縛りをして同居。

数時間後、交尾しているところを目視で確認できました。

とりあえず第一関門は突破です(*´ω` *)
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